稽古レポートNo.7

稽古が進むにつれて、少しずつ舞台の全貌が見えてきています。坂口安吾は昭和の作家ですが、稽古を見ていると、レトロなような、とても現代的なような、時間の軸がねじれるような感覚を味わいます。

 

歌うように長い台詞が続く中、時々演出家の意志が織り込まれて、立体的な模様が浮かび上がって来るように感じています。